スーツのチェンジポケット | いる?いらない?

スーツのチェンジポケット | いる?いらない?

ジャケットの片方の腰ポケットにもう一つ小さなポケットがついているスーツをたまに見かけることがあると思います。「チェンジポケット」といいます。

今回はこの小さなポケット、チェンジポケットがどのようなモノか解説していきます。スーツのチェンジポケットの意味を知りたい方、チェンジポケット付きのスーツが欲しいけど、チェンジポケットの実用性が気になる方に必見です。

チェンジポケットって?

チェンジポケットとは小銭(change)を入れるポケットということからチェンジポケットと言う名前が付いたと言われています。

また、チェンジポケットというと英国調(イギリス)のイメージが強いですが、かつてイギリスで狩猟の際にこのチェンジポケットに弾薬を入れるために使われていたという説もあります。

実用性は?

その名前の通り小銭を入れてもいいかと思いますが、今では装飾のイメージが強くなっています。またイギリスのスーツは、ジャケットの着丈が長く、ウエスト位置が高くなることが多いので、その中間にチェンジポケットを付けることでアクセントになるという理由があるそうです。

フラップの角度が斜めのポケットが多い?

ポケットの蓋をフラップと呼びます。このフラップの角度が斜めになっているポケットをスラントポケットと言います。元々は、乗馬での利便性から考えられた形となっているので、物が取りやすく、落ちにくくしています。このことから英国調のスーツに良く用いられるので、チェンジポケットを付ける方はスラントポケットにされる方が多いです。

スラントポケット(斜め)

水平のポケット

ビジネスシーンでも着用しても大丈夫?

お仕事にもよりますが、ビジネスシーンにおいても着用は可能です。ですが、チェンジポケットは装飾の意味が強くなっているので、畏まった場面や結婚式などのフォーマルシーンも避けた方がいいでしょう。

まとめ

チェンジポケットはイギリスのイメージが強くなりますが、決してすべてのイギリススーツについているわけではないので、注意が必要です。

フロントにポケットが付くだけで雰囲気が変わるので、たまにオーダーするスーツに入れてみても楽しいかもしれませんね。

 

Back To Top