ビジネスマンの出張の悩みのひとつとしてスーツの持ち運びがあります。
「なるべく荷物をコンパクトにしたい。」
「なるべくスーツにシワを入れたくない。」
「みんな実際どうやって運んでいるの?」
弊社のお客様は世界中を飛び回る出張の達人がたくさんいらっしゃいます。
スーツを仕立てる私たちもそんな悩みに最適な方法を一緒に考えてきました。
長きにわたる経験と実績を元にスーツの持ち運び方のノウハウをご紹介します。
目次
1. どんな持ち運び方でもシワは入る
大前提として、どんな運び方をしてもシワは入ってしまいます。
持ち運び用のアイテムとしてガーメントバッグやスーツケースがあります。
シワの軽減は出来ますが、長時間の移動ではフロントやベントにシワが入り、袖もタテにシワの跡が残ります。
シワを避けることは難しいので、畳み方やアフターケアでできるだけシワをいれず残さないことが大切です。
2. スーツをコンパクトに畳む
シワをつくらないためには、まず正しい畳み方を覚えることが重要です。
出張に慣れている人たちが皆実践している畳み方をマスターして、まずはスーツにシワが入らないようにしましょう。
2-1 ジャケット編
① 襟を立てる
② 両肩に手を入れ肩パットを合わせる
③片方の肩パットが重なるようにひっくり返す
④荷物の大きさに合わせて2つ折り、3つ折りに畳む
2-2 パンツ編
①プレスラインを合わせてパンツを半分に畳む
②さらに半分にして4つ折りにする。
3. ホテルについた時のケアが大切
なるべくシワをつくらず持ち運んだあとは、ホテルや出先でのケアが大切です。
ケアをするかしないかでスーツの見た目は大きく変わります。
ここでは誰でも簡単にできる旅先でのケアの方法をご紹介します。
3-1 霧吹き
霧吹きでのシワ取りは一番簡単なケアのひとつです。
荷物がかさばらないよう、コンビニやドラッグストアで売っているミニボトルのスプレーで十分です。
霧吹きをした後は手で軽く伸ばし、ハンガーに掛けて喚起の良い場所で干しましょう。
3-2 スチーマー or スチームアイロン
スチームをシワの箇所にあてることで、シワがひどい場合でも簡単にきれいにすることが出来ます。
ビジネスホテルであればスチーマーやスチームアイロンを貸し出しが可能な場合があります。
3-3 シャワールーム
スチームや霧吹きがない場合は湯気が残るシャワールームを使うといいでしょう。
湯気が霧吹きを同じ役割を果たしシワを伸ばしてくれます。
10分程で取り出し、換気の良い場所で干しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
出張でのスーツのシワは、畳み方でシワを抑え、出先でケアすることが大切です。
霧吹きやスチームアイロンのひと手間で、出先でもカッコよくスーツを着ることが出来ます。
ぜひ活用して、出張先でもスーツ姿のデキる自分をアピールしましょう。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。