アズーロ・エ・マローネの着こなし | 2色でできるイタリアンスタイル

アズーロ・エ・マローネの着こなし | 2色でできるイタリアンスタイル

アズーロマローネ

雑誌などで時々アズーロ・エ・マローネという言葉を見かけます。

アズーロ・エ・マローネはもちろんですが、「○○系」「○○コーデ」の様なファッションの単語は、何となく知っているけど具体的にどう取り入れればいいのかわからない単語も多いですよね。

名前からして難しそうなアズーロ・エ・マローネですが、実際は全く難しくありません。

ポイントと具体的なコーディネートの例さえ覚えていれば、手持ちのアイテムですぐにコーディネートできます。

そこで今回は、アズーロ・エ・マローネを実践する大事なポイントと、コーディネートをご紹介します。

 1. アズーロ・エ・マローネとは?

アズーロマローネとは?

スーツの本場のイタリア語で「青と茶」という意味です。

アズーロ・エ・マローネはイタリアンテイストならではの自由でファッションで遊び心を大切にするイタリア人の気風の表れとされます。

コーディネートが「青と茶」でまとまっていればアズーロ・エ・マローネとなります。

2. なぜアズーロ・エ・マローネが注目されるのか?

アズーロマローネ色相図
Color scheme. Circular color scheme with warm and cold colors. Vector illustration of a color scheme.

青×茶色の組み合わせがお洒落とされるのは、まとまった印象のなかに華やかさがあるからとされています。

色彩学の観点から青は黄色と相性が良く、黄色の親戚である茶色は青系の色と合わせると、統一感があるなかで色のコントラストが強調され華やかさがあるからです。

また、青色と茶色の組み合わせはどちらも有彩色なので、モノトーンの組み合わせよりも鮮やかに見えるからともいわれています。

更に、アズーロ・エ・マローネは基本的に青色と茶色しか使わないので、買い揃える時にいつもブルーとブラウンのアイテムだけ買っていれば着回しが広がるというアイテム同士の互換性の高さも魅力です。

3. アズーロ・エ・マローネの基本コーディネート

アズーロ・エ・マローネの基本コーディネート

アズーロ・エ・マローネに挑戦するときは、まずコーディネートの基本を押さえましょう。

アズーロ・エ・マローネの基本はネイビーのスーツにブラウンの小物、これだけでアズーロ・エ・マローネの完成です。

この時、白とグレーは無彩色なので色数にカウントしません。つまり、たった2色のコーディネートなので、簡単かつオシャレに見える費用対効果抜群の合わせ方です。

4. 小物の色味を統一する

アズーロで小物を合わせる

アズーロ・エ・マローネを着こなすときに小物の色を統一するのはもっとも簡単な格上げ術の1つです。

茶色の小物で統一するなら、ブラウンの色味を合わせることで全体にまとまりが生まれ、よりオシャレな印象に見せることができます。

5.アズーロ・エ・マローネのコーディネート応用編

基本のコーディネートに慣れてきたら、応用編のコーディネートに挑戦してみましょう。

ここではスーツスタイルとジャケパンスタイルに分けてポイントを解説していきます。

5-1. スーツスタイル

アズーロのスーツスタイル見本

スーツと小物の色を反転させたコーディネートもブルーとブラウンでまとめれば簡単に攻略できます。

スーツはブラウンやベージュ、シューズはミディアムブラウン、ブルーのシャツにネイビーのネクタイ。ネイビーのスーツを主体としたアズーロ・エ・マローネとは違った雰囲気にまとまります。

5-2. ジャケットスタイル

アズーロのジャケスラスタイル見本

紺のブレザーにベージュのチノパン、サックスブルーのシャツに茶系の小物。

これが王道のアズーロ・エ・マローネを取り入れたジャケパンスタイルです。

アズーロのジャケスタイル見本その2

単品ではやや派手に映るチェックジャケットも、青と茶色で合わせれば簡単に攻略出来ます。複雑な組み合わせに見えますが、2色にまとめているのでまとまり感があります。

アズーロ・エ・マローネの組合せ

ブルー系のベースにベージュなどの茶系のチェックであれば、スラックスや小物をブルーとブラウンにするだけで洒落っ気のあるアズーロ・エ・マローネのコーディネートが完成します。

まとめ

アズーロ・エ・マローネの基本がお分かりいただけたでしょうか。

基本的にアズーロ・エ・マローネはブルーとブラウンがコーディネートに入っていればOK。

小物の色味をあわせて青と茶を多めにコーディネートをまとめて徐々に慣れていけば、誰でもアズーロ・エ・マローネのイタリアンテイストはお手の物です。

是非、普段のお仕事でオシャレしたいときに参考にしてみて下さい。

 

オーダースーツとオーダースーツ店舗の選び方

Back To Top