スーツのポケットってたくさんあるから便利ですよね。なので、ついつい財布、スマホ、名刺入れ、タバコ、定期入れ、ボールペン…と入れ過ぎてしまいます。このようにポケットは確かに便利ですが、デメリットもあります。
今回はポケットについてメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
1. モノを入れ過ぎるデメリット
モノを入れすぎるとどうなってしますのか、ポイントを抑えておきましょう。
1-1 スーツの凸凹がシルエットに…
特に財布やスマホ、手帳も入れる方もいらっしゃいますね。形が大きければそれだけ、ジャケットを着たときに凸凹のシルエットになってしまいます。
特に20代から30代の方のスーツは細めが多いので、余計にシルエットに影響します。
1-2 型崩れの原因になります
ジャケットにはいくつかポケットがありますが、全てにモノを入れるとそれだけで重さの影響が出ます。
特に財布は重く、下に向かって落ちてしまうので生地が伸びてしまったり、型崩れの原因になりかねません。
2. ポケットの用途と名称
スーツの内ポケットには標準ポケットの他に、それに合わせたポケットが作られています。
そのお店のスーツによって、付けられていないポケットもあるのでお持ちのスーツと見比べてみて下さい。
2-1 携帯ポケット
携帯ポケットはメインの内ポケットの下についています。
昨今ではスマホも大きくなってきているので、入らない場合があります。必ず確認しておきましょう。勿論必ずこのポケットに携帯を入れなければいけないというルールはありません。
2-2 ペンポケット
携帯ポケット横についていることが多いです。ボールペンが2本ほど入る幅になっています。
2-3 タバコポケット
通称「シガレットポケット」と言います。非喫煙者はここに名刺を入れたりしています。
3 スーツのポケットの使い方
内ポケットの使い方と合わせて、アウトポケットとスラックスのポケットの使い方も覚えておきましょう。
3-1 内ポケットは最低限のモノだけ入れる
できるだけ内ポケットに入れるモノは少なければ少ないほど良いです。財布や手帳は鞄に入れてある方がスマートです。
携帯、名刺入れ、ペン、これくらいまでにしておきましょう。お仕事によっては入れたいモノが多いかもしれませんが、できるだけ最小限に抑えます。
3-2 アウトポケット(外ポケット)には何も入れない
ついつい外のポケットにもモノを入れてしまうかもしれませんが、これはやめましょう!内ポケットに比べて、あからさまに入っているのが分かります。かっこいい生地、体に合ったサイズでもお尻が大きく見えて不格好です。
ポケットに物が入っていては、勿体ない着こなしになります。
3-3 スラックスのポケットもモノは入れない
スラックスのポケットも出来るだけ入れるのはやめましょう。小銭ぐらいまで。強いて言うなら、お尻のポケットにハンカチのみです。スラックスのポケットに財布を入れれば、形が分かってしまいます。上着を脱いで昼ごはんを食べにいく時など、ポケットには何も入れない方がカッコよくスッキリと見えます。
まとめ
お店ではポケットの話はほとんどされないので実際にポケットをどのように使っていいか分からなかったかと思います。
ポケットの使い方でスーツの見え方が変わっていきますので、試してみて下さい。