礼服(フォーマル)こそオーダーするべき3つの理由|既製品との違いと価格

正しいサイズの礼服を、お持ちですか?

礼服はビジネススーツに比べると、

「出番が少ない」

「黒ならどれも同じに見える」

「体型も変わるから、適当なサイズでいい」

このように思われている方は、少なくないはずです。

ですが、結論から申し上げます。

着る機会が少ない礼服こそ、きちんと仕立てる価値があります。

そしてその方法として、オーダーほど適したものはありません。

1888年創業の銀座のオーダースーツ専門店として、礼服をオーダーで仕立てるべき「3つの理由」をお伝えします。

結婚式場

理由をお話しする前に、ひとつだけ確認させてください。

礼服を着るのは、結婚式や葬儀といった人生の大切な場面ばかりです。

たとえば、結婚式。

新郎の友人、部下、上司として選ばれて出席するのですから、まわりの方々はあなたと新郎との関係性に自然と目を向けています。

スピーチに立つ上司の礼服が、体型に合わないままだったら。

新郎は、自分の上司のことを少し残念に思うかもしれません。

写真撮影

そして、こうした場面は写真や動画として残り続けます。

たまにしか着ないからこそ、礼服の印象は、きちんと整えておきたい。

では、なぜその方法として「オーダー」なのか。

理由は、大きく3つあります。順にお伝えします。

2. 理由① 体型に合ったサイズで作れる(サイズの違い)

一つ目の理由は、オーダー最大のメリットである「サイズ」です。

既製品の礼服は、平均的な体型を想定して作られています。

ある程度は修理で調整できますが、修理のコストと型崩れのリスクも伴います。

採寸

そしてもうひとつ、意外と知られていないことがあります。

既製品はサイズにもトレンドがあり、購入する年によって流行が異なるのです。

たとえば、5年ほど前の既製服は、礼服であってもかなりタイトフィットでショート丈のものが流行っていました。今見ると、礼服にはふさわしくない細さのものも少なくありません。

反対に、10年前や15年前の礼服は、ゆとりがありすぎたり、着丈が長すぎる設定のものが多く見られます。

オーダーであれば、流行に左右されない普遍的なサイズ感で仕立てることができます。

3. 理由② 「漆黒」を叶える素材で作れる(素材の違い)

生地の違い

2つ目の理由は「素材」、つまり黒の深さです。

礼服の黒は、深ければ深いほど格式が高いとされています。

既製品の礼服には、軽くシワに強いという理由でポリエステル混の生地が多く使われますが、化学繊維は黒の染料が入りにくく、どうしてもグレーがかった黒になりがちです。

手持ちの一着だけを見ると気になりませんが、黒は同じ黒が並んだときに差がはっきり出ます。

特に葬儀では参列される方のほとんどが礼服です。その中で一人だけ浅い黒を着ていると、思いのほか目立ってしまいます。

一方、ウールは漆黒に近い黒まで染めることができ、高級感のある表情に仕上がります。

しっかりとした礼服をお求めなら、素材はウール一択です。

オーダーであれば、この「深い黒のウール生地」を、実際に手に取って選ぶことができます。

4. 理由③ 10年着られるサイズ・デザインで作れる

3つ目の理由は、「長く着られる」ことです。

変化が少ないように見える礼服にも、サイズやデザインには時代が現れます。トレンドを取り入れすぎた一着は、5年後には古く見えてしまいます。

オーダーなら、この先10年着られる、定番のサイズとデザインで仕立てることができます。基準を具体的にお伝えします。

4-1.正しいサイズ

正しいサイズの礼服

上着は、フロントのボタンを閉めたときに深いシワが入らない程度のゆとりを。縦にシワができるほどの大きすぎるゆとりもNGです。

胸回りは、ゆとりが小さいと衿が浮いてしまいます。身体に沿ったフィット感を意識してください。

サイズの合っていない礼服

着丈は、お尻がしっかりと隠れる程度。そこから5cmも短い・長い着丈は避けましょう。

袖は、ワイシャツがほんの少しのぞく長さが基準です。

スラックスは1タックまたはノータック。裾は、靴にしっかり当たる1クッションか、軽く当たるハーフクッションに。お尻・モモ・ヒザは、生地が肌につかない適度なゆとりを持たせます。

4-2. 長く着られるデザイン

デザインの時代性は、Vゾーンの広さ・衿巾・ゴージラインに現れます。

合っていないジャケットのボタン位置

Vゾーン:フロントは2つボタンが基本です。閉めるボタンの高さは、みぞおちより少し低い位置を。

この位置は、どの時代のトレンドでも変わりません。

ジャケットの衿巾

衿巾:太すぎず、細すぎない7.5cm〜8.5cmが、一般的な日本人体型の標準です。

5〜6cmのナローラペルや肩に届くほどのワイドラペルは時代性が強く、礼服には向きません。

ゴージライン

ゴージライン:衿の上部に入る縫い目のことです。1990年代はかなり低く、2000年代はイタリアンクラシコの流行で高くなり、現在は中間的な位置に落ち着いています。

礼服はトレンドを追う必要がありませんので、中間的な高さが最も長く着られます。

5. スプレーモの礼服(フォーマル)

わたくしどもでも、こうした考え方に基づいた礼服をお作りしています。

当店でビジネススーツをお作りのお客様のうち、70%の方が礼服もお作りになっています。

5-1. 仮縫い付きの本格オーダー

細かな採寸

スプレーモのオーダーは、仮縫いを付けられる本格的なオーダーです。

一度の採寸の数値だけで作るのではなく、肩の傾斜、左右の違い、身体の傾きまで読み取って、ぴったりのサイズに調整します。

仮縫い料金:上下27,500円(税込)

5-2.世界最高峰の生地

当店は、世界最高峰の生地メーカーであるゼニアの生地を中心に取り扱っています。

シルクのような滑らかな肌触りと、上品な光沢、そして深い黒。ゼニアのブラック生地は、「ちゃんとした礼服」という願いをそのまま形にしてくれます。

ゼニア トロフェオブラック:上下187,000円(税込)

ゼニア 15MILMILブラック:上下242,000円(税込)

ゼニアに関して、より詳しく知りたい方はこちら↓

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5-3.マンツーマンでのご提案

丁寧な接客

当店は完全予約制です。お一人おひとりに時間をかけて、丁寧にご案内します。

礼服のルールがわからない方も、ご安心ください。おすすめのサイズ感とお好みを照らし合わせながらご提案し、一度お作りいただくと、お客様だけの型紙が残ります。

5-4.長く着るためのご提案

ウエスト調整ができるスラックス

5年、10年と着るなら、体型の変化も見込んでおきたいところです。

礼服で最も変化を感じやすいのはスラックスのウエスト。

体重の変動に備えて、調整可能なアジャスターをおすすめしています。

出番が少ないからこそ、きちんとした礼服は大切な場面であなたの印象を支えてくれます。

なお、オーダーの礼服は「イベントの日が決まってから」では間に合わないことがあります。

いざという時に焦らないよう、予定がなくても早めにご準備されることをおすすめします。

また、ぴったりのサイズで作った礼服でも、数年経って体型が変わると着られなくなることがあります。

着用の予定が決まったら、まずお手持ちの礼服のサイズをご確認ください。

合わなくなっていれば、早めにサイズ修理をご相談ください。

ご来店は完全予約制です。下記よりご予約をお待ちしております。

※ご注意点
オーダーは完成までにお時間がかかります。仮縫いを行う場合は約2.5ヵ月、行わない場合も約1ヵ月〜となります。混み具合により、さらにお時間をいただく場合もあります。ご利用日が決まっている際は、お早めのご注文をおすすめします。

銀座でオーダースーツをお考えなら

スプレーモ銀座店

東京都中央区銀座6-7-16 岩月ビル4F

東京メトロ銀座駅から徒歩約5分

TEL: 0120-112-903