スーツのブランドというと、どのブランドを思い浮かべますか?
アルマーニ?トムフォード?エルメス?
世界の有名なスーツブランドはたくさんあります。一流ブランドのスーツを着ていると、まわりからも一目置かれ、自分の気持ちも自然と高まります。
また、そのようなスーツは量販店のスーツとは違う「かっこよさ」があります。
今回の記事では、世界で有名なスーツのブランドと、それらに使われている生地のご紹介をします。
1.世界のスーツのブランド
皆さんも一度は耳にしたことがある憧れのスーツブランドといえば、「アルマーニ」「トムフォード」「キトン」「ブリオーニ」などが挙げられます。
これらスーパーブランドを順に解説していていきます。
1-1.ジョルジオ アルマーニ
アルマーニには、「ジョルジオ アルマーニ」「エンポリオ アルマーニ」「アルマーニコレッツィオ」があります。
中でも中心は「ジョルジオ アルマーニ」で、スーツの価格帯は平均で20万円。
よりデザイン重視で仕立てられているスーツは、ビジネスシーンで着用されるというよりパーティーなどの華やかな場面にマッチします。
出展 : https://armani.com
1-2.トムフォード
グッチやイヴ・サンローランのクリエイティブ・ディレクターとして活躍していた、トムフォード氏が設立したブランド。
映画「007」でジェームズ・ボンドが着用していたスーツがトムフォードであり、それをきっかけに世界的な有名なブランドの仲間入りを果たしました。
トムフォードのスーツの特徴は力強い肩回り、ふくらみのあるバスト、広く見える背中、絞り込まれたウエスト。
男の色気を引き出した見た目と、仕立てや素材の良さを際立たせたスーツとなります。
出展 : https://tomford.com
1-3.キトン
キトンは1969年にイタリアで設立された高級ブランド。
スーツは無地のネイビースーツなどシンプルなものだが、一目見ただけで違いが判るような上質感があります。それでいて悪目立ちするわけでもない、最高品質のスーツになります。
価格は1着50万円以上と高く、制作には1着あたり数十時間をかけて作られます。多くの政治家やビジネスエグゼクティブが着ている、紳士服の憧れのスーツです。
出展 : http://kiton.co.jp
1-4.ブリオーニ
1945年にイタリアに創業したブランド。最高級の素材と技術で生み出される流れるような立体的なラインが特徴です。
どんなスタイルの方でも、包み込むようにフィットする最高級のスーツです。
ブリオーニはトムフォードの以前に、「007」でジェームズ・ボンド着用していたスーツとして有名です。
出展 : https://www.brioni.com/jp
各ブランドについて簡単に説明しましたが、これらのブランドで共通点があります。
それは、生地に「ゼニア」が多く使われており、どのブランドとも密接に関係しています。
次の項では、各ブランドとゼニアについてご紹介します。
2.生地ブランドとしての「ゼニア」
前の項で紹介したブランドとゼニアは密接な関係を持っており、多くがゼニアの生地を使って作られています。
ゼニアの生地は「羊毛の大トロ」と呼ばれているほど、無駄が多い贅沢な糸を使用。
そして、その生地のさわり心地は素晴らしく、小学生でも区別がつくほどソフトで繊細です。見た目は光の当たる角度によって、つやつやとした上品な光沢も兼ね備えています。
ゼニアの生地で「トロフェオ」という素材があります。
この素材は、1m当たり重さがわずか240グラムしかありません。そのため、出来上がるスーツは非常に軽く、着ていることを忘れるほど。
このように、一流ブランドでゼニアの生地が使われる理由はそこにあります。
ぜひ、ゼニアで作った最高の一着で、大事な場面で自分を飾ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか?
どのブランドのスーツもかっこよく、超一流のスーツであることは間違いありません。これらの一流のスーツには、ほぼゼニアの生地が使われているのです。
超一流のブランドでスーツを選ぶのも一つではありますが、今後は少し視点を変えて生地でスーツを選ぶのも面白いかもしれません。