「仕事柄、派手なスーツは着れない」という声をよく聞きます。持っているスーツはいつも無地という方は多いのではないでしょうか。
けれど「いつも一緒になってしまう」「無地ばかりで飽きた」などもう少しスーツにこだわり持ちたい方がほとんどです。
そこでおすすめなのがバーズアイの生地。無地系のシンプルな柄でビジネスでも定番とされています。今回はバーズアイについて解説していきます。
1. バーズアイとは
バーズアイはその名の通り、格子模様が小鳥の目の様に見えるのが名前の由来です。
異なる2色の糸で織られており、質感はマットで光沢が抑えられています。
英国生地として古くから着用されており、昨今ではビジネスの定番とされています。
2. バーズアイスーツの着用シーン
バーズアイは無地と同様、幅広いシーンに着用出来ます。
普段のお仕事からお子様さまの入学式、七五三などのイベントにも着用出来ます。
また結婚式にも着用出来ます。基本はブラックスーツですが昨今の結婚式は様々な形式で行われているので、よほど形式が堅い結婚式でなければ問題なく着用出来ます。
しかし、弔事であるお通夜やお葬式に参列する場合は必ず喪服を着用しましょう。
3. バーズアイと無地との違い
生地に柄が入ることで生地に起伏感があり、スーツの印象を柔らかくしてくれます。
無地のスーツとは違う少しアレンジの利いたスーツです。
バーズアイは英国生地として古くある伝統的な柄でクラシックな装いが出来きます。落ち着きのある柄が大人の雰囲気を醸しだしてくれます。
バーズアイで濃色を作ることができません。バーズアイは2色の組み合わせで柄を作っています。濃紺のバーズアイを作るには黒と紺の掛け合わせになります。濃色同士の組み合わせでは柄が沈んで見えなるので、濃色とやや明るい色目との組み合わせになっています。
バーズアイ柄のまとめ
いかがだったでしょうか。バーズアイは無地の様なさりげないで柄で幅広いシーンに着用出来ます。クラシックで大人の雰囲気を演出する生地です。
普段派手なスーツが着れない方、無地のスーツにアレンジを加えたい方にとてもおススメです。ビジネスの定番の柄とされているので安心して着用出来ます。この記事が少しでも参考になれば幸いです。