巷で時々ペイズリー柄のネクタイはダサいと聞くので、「付けてみたいけど勇気が出ない」という男性は多いのではないでしょうか。
しかし、ペイズリー柄はダサいということは全くありません。
むしろ、スーツをお洒落に着こなす人は、ほとんどの人がペイズリーのネクタイを持っています。
ペイズリーのネクタイはちょっとしたコツさえつかめば、誰でも簡単に付けられるアイテムなんです。
今回はペイズリーのネクタイが正しい着こなしのポイントやダサいと言われる理由について解説します。
1. ペイズリーとは
曲線と草花をモチーフにした柄です。19世紀にイギリスのペイズリー市で量産されたことからペイズリーと呼ばれるようになりました。日本では松鞠模様と訳されており、勾玉模様と言われています。
2. 本当はかっこいいペイズリー
ださいというイメージを持つ人がいるペイズリーですが、実際は使いこなせればワンランク上のお洒落ができます。
ペイズリーはストライプやチェックに馴染むことがないので、コーディネートのアクセントになります。
また、歴史と伝統のあるペイズリーは、他のネクタイには出ないクラシカルな雰囲気が出ます。貫禄ある大人のスーツスタイルにピッタリです。
3. ペイズリー柄はダサいのか?
時々ペイズリーがダサいという声を耳にします。それには大きく分けて3つの理由があります。
ここではなぜペイズリーがダサいと思われてしまうことがあるのかについて解説していきます。
3-1 昔に流行っていたから
ペイズリーはバブル時代に非常に流行ったので、一昔前の流行と思う人がいます。
バブルの時代に流行り過ぎてしまったので、本来はクラシックでかっこいいネクタイですが、一昔前のトレンドなので時代遅れと感じる方がいるようです。
3-2 ちょっとやんちゃなイメージ
これは任侠やマフィアを題材にした映画やドラマによるイメージが大きいです。
いかつさを出すために派手なペイズリー柄のネクタイをしたギャングやマフィアがしばしば登場するので、全くペイズリーを付けたことのない人にはそのようなイメージが定着してしまっているからです。
3-3 コーディネートに合っていない
コーディネートが間違っているとネクタイだけ浮いて見えてしまうので、コーディネート全体で不格好になってしまう場合があります。
モードテイストのスーツにクラシックなペイズリー柄はテイストが異なり、違和感があります。
4. ペイズリーの合わせ方 3つのポイント
使いどころが難しいと思われがちなペイズリー柄のネクタイですが、3つのポイントさえおさえていれば簡単に着こなすことが出来ます。
お洒落にペイズリーを着こなすには以下の3つを心がけましょう。
4-1 ダークカラーを選ぶ
ダークカラーのペイズリー柄であれば、ネクタイだけが浮いて見えることはありません。
左のような派手なペイズリーは上級者向けなので、右のような落ち着いたものを選びましょう。これなら比較的簡単にコーディネートに組み込むことが出来ます。
4-2 柄が小さいものを選ぶ
ペイズリー柄が小さいものを選ぶと、主張が弱まりおさまりが良くなります。
ペイズリーに限った話ではありませんが、柄は小さい方が主張が少ない
からです。
柄が小さければ取り入れやすいので、購入時などに迷ったら柄が小さいものを選んでみましょう。
4-3 コーデ全体で統一感を出す
画像のように、シャツ、ネクタイ、チーフの色をそろえるとペイズリー柄でも主張は抑えめになります。
これは全体における色の割合が増えることで、ネクタイだけが浮いて見えないからです。
まとめ
いかがでしょうか。
カッコよくペイズリーのネクタイをつけるには…
①ダークカラー
②小さめの柄
③コーディネートの統一感を出す
これさえおさえていればペイズリーのネクタイは難しくありません。
普段とネクタイの柄が変わると見た目もガラッと変わります。
是非ネクタイを選ぶ時の参考にしてみて下さい。
ペイズリーのネクタイを上手に使いこなしてワンランク上のスーツスタイルを楽しみましょう。