もう迷わない!シーンに合わせたシャツの選び方

もう迷わない!シーンに合わせたシャツの選び方

スーツスタイルに欠かせないのがワイシャツです。

その中でもシャツの襟(エリ)は顔に一番近い部分になるので印象も変わってきます。最近ではエリの種類も増えており、迷ってしまう方も多いと思います。

そこで今回は襟の種類、体型別に合う襟の大きさ、シーン別での襟型の選び方を詳しく解説していきます。

1.スーツに合わせる4種類のシャツ

1-1 レギュラーカラー

シャツ 合わせ コーディネイト

最も一般的な襟型であるレギュラーカラー。襟の開きが75度~90度ほどのデザインで、フォーマルからビジネス、ジャケットスタイルまで幅広く着用出来ます。

ジャケットのデザインやネクタイのデザインを選ぶこともないので、定番として持っておきたいワイシャツです。

1-2 ワイドカラー

シャツ 合わせ コーディネイト ②

エリの開きが100度から140度ほどのデザインで、ビジネスからフォーマルまで幅広く着用出来ます。

1920~40年代のファッションに影響を与えたといわれる英国のウインザー公。彼が好んで着用したことから別名「ウインザーカラー」とも呼ばれています。

1-3 ホリゾンタルカラー

シャツ 合わせ コーディネイト ③

角度が180度まで開いたエリをホリゾンタルカラーと言います。

ホリゾンタルとは水平という意味。エリの角度が大きく開いているのでノーネクタイでも綺麗に見えます。クールビズにもおすすめです。

1-4 ボタンダウン

シャツ 合わせ コーディネイト ④

ボタンダウンは襟羽の先にボタンホールがついており、身頃についたボタンを留める仕様のワイシャツを指します。襟立ちがいいので、ノーネクタイやクールビズのノーネクタイスタイルに人気です。

レギュラーカラーやワイドカラーに比べてエリの形が高くなるのでフォーマルなシーンなシーンには不向きです。

2. 番外編 注目のラウンドカラー・タブカラー

2-1 ラウンドカラー

シャツ 合わせ コーディネイト ⑤

襟の先端が丸くカーブしており、物腰の柔らかい印象を与えてくれます。またラウンドカラーはクラシックでエレガントな雰囲気となるので英国スタイルとしても人気です。

クレリック仕様になっているデザインも多く、パーティーなどでも人気のエリ型です。

2-2 タブカラー

シャツ 合わせ コーディネイト ⑥

タブカラーシャツは、左右のエリ部分に先端をつなぐ紐(タブ)が付いているデザインが特徴です。

タブカラーシャツ着用時は、ネクタイのノットを持ち上げ立体的に見せ、エレガントな印象になります。ビジネスでも着用できます。

3. 体型に合うエリの選び方

シャツのエリは体型によって似合う襟のタイプが変わってきます。体型別におすすめのエリ型をご紹介していきます。

3-1 ガッチリした体型のシャツの選び方

シャツ エリ型 コーディネイト ⑦

おすすめはホリゾンタルカラーです。なるべく羽が大きいものを選ぶと、バランスよく見えます。

ノーネクタイの時はボタンダウンとホリゾンタルカラーがおすすめです。選ぶポイントとしては羽の長さが長いものを選ぶといいでしょう。

3-2 細身・小柄な体型のシャツの選び方

シャツ エリ型 コーディネイト ⑧

レギュラーカラーやボタンダウンがおすすめです。襟が大きいものを選ぶと貧相さが目立つので小さめのエリを選びましょう。

合わせるネクタイは太いものだとバランスが悪くなってしまうのでネクタイの幅が6cmから7cmくらいのものがおすすめです。

3-3 ぽっちゃり体型のシャツの選び方

シャツ エリ型 コーディネイト ⑨

ワイドカラーやホリゾンタルカラーがおすすめです。羽が小さいモノだと身体のボリュームが強調されるので、ネクタイをするときは出来るだけエリが大きめのワイドカラーを選びましょう。

ノーネクタイ時はホリゾンタルカラーがおすすめです。エリが広がっているのでスッキリした印象になります。

4. シーン別のシャツのエリ型の選び方

シャツの襟型もカジュアルからフォーマルまで様々あります。普段のビジネスから結婚式などのフォーマルまでシーンにあったエリ型をご紹介していきます。

4-1 ビジネスでネクタイを合わせる

シャツ エリ型 コーディネイト ⑩

ビジネスシーンで汎用性が高いのではレギュラーカラーやワイドカラーでしょう。

レギュラーカラーやワイドカラーは誠実で真面目な印象を与えてくれます。大事な商談やプレゼンなどはレギュラーカラーやワイドカラーならば失敗しません。

最近ではホリゾンカラーもビジネスでは人気です。

4-2 ノーネクタイでクールビズに合わせる

シャツ エリ型 コーディネイト ⑧

ノーネクタイで着るクールビズの場合はホリゾンタルカラー、ボタンダウンがおすすめです。

ホリゾンタルカラーとボタンダウンはシャツはエリ先の収まりがいいです。襟の高さもレギュラーカラーやワイドカラーに比べて高くなるのでノーネクタイにはピッタリです。

エリ先がスーツから出てしまうとだらしなく見えるので、エリ立ちが良く収まりがいいものを選ぶのがポイントです。

4-3 結婚式で着るシャツの選び方

シャツ エリ型 コーディネイト ⑨

同僚や親戚の結婚式に参加する場合はレギュラーカラーかワイドカラーがいいでしょう。カジュアルなボタンダウンは避けます。

正礼装の場合はモーニングや燕尾服、タキシードになるのでフォーマル度が高いウイングカラーがいいでしょう。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。シャツのエリは様々な種類があります。今までシャツのエリの形なんて気にしたことないって方も多いと思います。

しかし、シャツのエリを変えるだけでも人に与える印象が変わります。使うシーンや体型に合わせたシャツを選ぶことが大切です。ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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