6つのポイントでスーツをカッコよく着こなす

6つのポイントでスーツをカッコよく着こなす

普段着ているスーツ、ダサいと思われてないかな?どう見られているのかというのは非常に気になります。

きちんとしたブランドで買ったスーツだからおかしくはないはず。しかし、実際は残念な着こなしをしている方も少なくありません。

最低限のポイントを押さえるだけで、今まで以上にスーツをカッコよく着こなす方法をご紹介します。

1.スラックス丈の長さ

「お洒落は足元から」スーツの立ち姿は足元が非常に重要です。

スラックスの丈の長さは、大きく分けて3種類あります。

1. クッション

裾が靴の甲にしっかり当たり、その折れシワが1つはっきりと出るくらいの長さ。

ハーフクッション

1クッションよりもやや短めで、裾がほんの少し折れる程度。

ノークッション

裾が靴の甲に当たらないやや短めの長さ。

現在、最も一般的な長さは2つめのハーフクッションです。

裾の長さは流行に左右されることがありますので、極端に長い・短い場合は注意が必要です。

また裾巾の広さによって長さの調整が必要です。例えば、裾がテーパード(細い)の場合、長めに設定だと靴の甲の高い部分に裾が当たるのでクッションが大きくなります。

2. 袖丈の長さ

こちらも長すぎ・短すぎはNG。一般的にはシャツの袖が1㎝前後見える程度。

親指の付け根くらいまで長いと全体的にダボっとした印象が強くなります。既製品の場合は袖直しをしましょう。

※オーダーの場合は袖幅を変更出来ます。相談してみましょう。

3. 着丈の長さ

着丈とは、上着の丈の長さです。

着丈の長さは紳士服の流行で変わります。現在は、股上と同じくらいの長さが一般的です。

数年前はお尻が半分以上見えるような短めの丈が多かったです。

また数十年前は全体的にゆったりとしたシルエットが多かったため、お尻がしっかりと隠れるぐらいまで長めが主流でした。

※カジュアルなジャケットは、スーツよりも1.2㎝程着丈を短くしましょう。

4. 肩幅

肩パットがしっかりと入ったバブルスーツは今ではほとんど見かけません。

スーツの肩幅は下の写真のように、肩先が落ちない程度がおすすめ。

「スーツは肩で着る」というに、肩周りサイズ感は非常に重要なポイントです。

5. 持つべきスーツの色柄

好きな色があるからと、持っているスーツが全て同じという人がいます。まわりから「あの人いつも同じスーツ着ているな」と思われているかもしれません。

まずは定番をスーツの色柄を揃えることが重要。

柄は大きく分けて3つ。無地・ストライプ・チェック柄。

色は、ネイビー・グレーです。色の明るさは、暗いほどフォーマルに、明るいほど派手目。

まずはネイビー、グレーの無地・ストライプをそれぞれ揃えましょう。

  1. スーツに合わせるシャツ・ネクタイの基本

せっかく上記のポイントをクリアしても、シャツやネクタイの合わせ方がずれていると台無しです。

シャツは以下のポイントに注意してください。

色柄

白・淡いブルーの無地が王道です。

スーツが無地など大人しい柄の場合はストライプなど柄物のシャツでもOK。チェックは避けたほうが無難。

胸・胴回りのサイズ感

大きすぎはNG。タイトすぎもスーツとのバランスが崩れるので注意。

左右の腰の部分にひとつまみずづ程度の余裕が理想です。

首周りのサイズ感

見落としがちな首周りのサイズ感。たまにドラマなどでも、ぶかぶかの首周りにネクタイを締めているシーンがありますがNGです。

理想としては指が2本入る程度。ネクタイを締める際に苦しいからと言って第一釦を外している方もいますが、だらしないのでやめましょう。

ネクタイで注意するポイント

長さ

最も重要なポイントです。短すぎ・長すぎはスーツの印象を大きく変えます。これはスラックスのベルトにかかるかぐらいが標準です。

太さ

スーツの衿幅とネクタイの最も太い部分の幅を合わせるとバランスが良いです。

色柄

スーツやシャツと同様、奇抜な色柄でなければ基本的には合わせられます。

スーツとシャツが無地の場合には、ネクタイは柄を入れるなどしてうまく組み合わせを考えましょう。

まとめ

スーツ姿一つで印象は大きく左右されます。上記6つのポイントを押さえれば、まず「ダサい」とは言われません。

高価なスーツを1着持っておけばいつでも使える、と考えている方も結構おられますが、まわりからはいつも同じスーツを着ている人と思われがちです。

まずは、基本的な色や柄のバリエーションを揃えます。その際には「サイズ感」が何よりも重要。きちんと試着をして自分の身体に合ったスーツを着ましょう。

 

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