ネクタイの結び方はどれくらいご存知ですか?ネクタイの結び方を調べるとたくさん出てきて、結局どの結び方がいいの分からずになってしまうことはないでしょうか。
しかし、結局いつも結ぶ方法は毎回同じなので、1つ覚えていれば問題はありません!また、結び方はあることを意識するだけでカッコよく見せることが出来ます。
今回は簡単でカッコイイネクタイの結び方をお伝えできればと思います。
ネクタイの印象とは
スーツを着るうえで襟元の印象は第一印象とも言える大事な部分です。
ネクタイの色も印象の一つですが、結び方によっても印象が変わります。ネクタイの結び方はシンプルなものから難しいものまで多数存在しますが、基本的な結び方を1つ覚えておけば大丈夫です。
華やかな印象を与える結び方もありますが、着用するシーンによってはその場に相応しくない結び方になるので注意が必要です。
シンプルでカッコイイ結び方/プレーンノット
コレさえ抑えておけば、問題ないくらい簡単で且つ、カッコいい結び方です。最もベーシックな結び方でビジネスシーンから冠婚葬祭のシーンなど、幅広く使うことが出来る結び方です。
また、お洒落なイタリア人もこのプレーンノットの結び方が多いのではないでしょうか。まずはこのプレーンノットを覚えるのをオススメします。結び方の手順を紹介していきます。
1. 大剣を右手、小剣を左手にセット
2. 大剣を小剣の上にクロス
3. 大剣を後ろに回し、1周させる
4. ループ状になった中に大剣を通す
5. ノットの形を整えて、小剣を引っ張り完成
結ぶ時にカッコよくなるポイント
更に意識するとこなれ感が増す方法がありますので伝授したいと思います。しかし、華やかな印象になるものは葬儀などかしこまった場面ではNGですので、注意してください。
1. ディンプル(えくぼ)を作る
ディンプルの有無でネクタイの印象が格段と変わります。ディンプルを作ることで結び目の陰と陽がはっきりし、立体的になります。またシルクの光沢感を引き立たせることが出来るのでVゾーンがより華やかになります。
ディンプルを作るタイミングは、手順5の時にそのまま大剣を引っ張らずに少し余裕を付けて、つまみながら引っ張るとディンプルを作ることが出来ます。
また、くぼみは1つあるのが一般的です。稀にダブルディンプルと言って、くぼみを2つ作る方がいますが、これは上級者向けになります。
2. 応用編/小剣をあえて見せる
イタリア人やお洒落なアパレル店員がたまにする「小剣見せ」です。勿論ディンプルも作り、あえて小剣を大剣の横に持っていきます。ネクタイのボリューム感が増すのでオシャレな印象になります。
全身のトータルコーディネートが合っていないと、間違えてネクタイを結んでしまっているようにも見えてしまうので、上級者向けの見せ方です。
ネクタイの結び方のまとめ
今回はプレーンノットにフォーカスして解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。他にもネクタイの結び方は多数ありますが、これさえ覚えておけば、問題ありません。
シンプルなプレーンノットだけでもカッコよく見せることは出来ますので、是非試してみて下さい。