土日のディナーで、スーツにネクタイでは仕事みたいだし、かといって普段着で行くのも気が引ける…
そんな経験、ありませんか?
しかもドレスコードなんて書いてあったらもう頭が真っ白。
「スマートカジュアル?なにそれ…」という方も多いはず。
ホテルでのディナーは特別なひととき。
だからこそ、服装選びで恥をかきたくないものです。
今回は、大人の男性として自信を持ってディナーを楽しめるように、
ホテルレストランでの服装マナーをわかりやすくご紹介します!
1. ホテルマンはあなたの「服装」を見ている
ホテルやレストランでは、服装や身だしなみまでしっかりチェックされていると思っておいて損はありません。
「人は見た目が9割」と言いますが、実際サービスを受けるときも同じ。
きちんとした服装の人には、それにふさわしい丁寧なおもてなしが自然と返ってくるものです。
せっかくの食事を気持ちよく過ごすためにも、自分のため、同席する人のための装いを意識したいですね。
2.「ドレスコード」は必ず確認
ホテルのレストランでは、
「スマートカジュアル」などのドレスコードが設けられていることがあります。
これは単なるルールというより、お店の雰囲気を守るための大切なマナーで、「ドレスコードの記載がない=ラフでOK」というわけではありません。
特に高級ホテルでは、ジャケット着用が「暗黙のルール」になっていることも。
パーカーやダメージデニムで行ったりすれば、入店を断られることもあります。
場にそぐわない服装は、まわりの空気を壊してしまうので注意しましょう。
3. スマートカジュアルってどんな格好?
ジャケットを主軸にしたコーディネートをスマートカジュアルと呼びます。一言でいうと、「ジャケットをベースにしたキレイめスタイル」です。
ジャケットの下にはシャツやニットを合わせます。
カッチリしすぎるときはシャツを着ずに丸首のニットを合わせてドレスダウンをしましょう。
ネクタイはなくてもOK。逆に仕事感が出すぎないように、インナーをニットにして柔らかさを加えるのもおすすめです。
色使いも黒やネイビー一辺倒ではなく、ベージュやライトグレーを入れればこなれた雰囲気になります。
パンツはチノパンが適度なかっちり感とカジュアル感を出せるのでちょうどよいです。
靴はレザーシューズを。ひも付きでもいいですし、カジュアル感を出す場合はブラウンやスエード、デザインはローファーなどがおススメ。
あまり大きなカバンはビジネス感が出てしまいますので、クラッチバッグなどがおススメです。
4. ホテルのディナーでこれだけはNG
ジャケットでもニットジャケットは襟が付いていますが、カーディガンの延長のようなカジュアルなジャケットですのでNGです。
テーラードジャケット呼ばれるウール製のジャケットが相応しいです。
ダメージジーンズはNGです。もともとジーンズは作業着であり、フォーマルな場にはふさわしくありません。カラーデニムやホワイトデニム、色の落ちていないデニムであればきれい目に見えますが、やはりジーンズは避けましょう。
スニーカーはNGです。レザーであってもスニーカーは運動用のシューズです。フォーマルな場に相応しい革靴を履きましょう。
よく「高級ブランドのジーンズだから」「デザイナーズスニーカーだから」という意見もありますが、価格やブランドに関わらずアイテムがNGであればどれも相応しくないので注意しましょう。
ホテルのディナー、服装のまとめ
ホテルでのディナーは、料理や空間だけでなく「装い」も楽しむ場。
ふだんあまり意識していない方も、ジャケットスタイルを一度試してみてください。
自然と背筋が伸びて、自分に自信が持てるはずです。
ちょっと背伸びして出かける時間は、大人だからこそ味わえる贅沢。服装を整えて、素敵な時間をもっと輝かせましょう。