社内では中堅クラスになる30代のビジネスマン。
自分の仕事に加え、後輩指導など毎日仕事に明け暮れる日々。
気が付けば
「スーツもあちこち傷みが出てきているなぁ。」
「立場や責任が変わった今、20代の頃と同じスーツでいいのだろうか。」
今回はそんな悩みを抱える30代のスーツ選びについて、価格、色、柄、お店の選び方を全て解説します。
-
目次
1. 30代に必要なスーツとは?
30代は20代の頃に比べ、着るスーツのレベルアップが必要です。会社の期待値も上がり、仕事で関わる人が変わってくるためです。
企業の代表や経営陣、管理職、など良いスーツを知っている人たちと会う事が多くなります。得意先と会食に行く場合も料亭や高級レストラン、クラブに行くこともあるでしょう。会社の顔として恥ずかしくないスーツを着ましょう。
人は中身が大事ですが、外見次第では中身を見てもらえません。スーツに投資をして身なりをきちんと整えていれば信用を得る近道にもなります。
「高いスーツはもったいない」ではなく「スーツに投資して仕事の成果を出し収入を上げる」ほうが賢い考えです。
2. 30代が着るべきスーツの相場は?
30代が着るスーツは8万円以上が相応しいでしょう。
スーツの良しあしは価格で決まるわけではありません。しかし、8万円以上のスーツであれば素材はウール100%の上質のものが使われている可能性が高く、仕立ても最低限のレベルをクリアしていると思われるため、目安となります。
3万円から7万円台のスーツも悪いわけではありませんが、リクルート、フレッシャーと同じ価格帯ですので差別化をしたいところです。
30代に差し掛かるころには新人から着続けたスーツもちょうど入れ替え一回転から二回転目くらいの時期です。同じスーツを買ってしまうと5年くらいスーツを変える機会を逃してしまいますので、予算と知識の準備をしておきましょう。
3. 30代が揃えるべきスーツの色柄
30代のビジネスマンはいろいろな場面にふさわしいスーツを揃える必要があります。
大きな商談であったり、謝罪、パーティ、冠婚葬祭、あらゆるシーンに対応できるようなスーツのバリエーションを広げることが肝心です。
一気に揃えるのは無理なので、優先順位を付けて揃えましょう。
3-1. 30代が着るネイビーorチャコールグレー無地スーツ
勝負スーツにもなり、誠意を表現する謝罪まで。普段使いはもちろん平服指定のパーティでも着用可能です。合わせるシャツネクタイを選ばない無地はマストです。
3-2. 30代が着るネイビーorグレーストライプスーツ
普段使いの主力のシャドーストライプ。フォーマル感が強い無地よりもビジネス感が出るため、何着揃えても無駄になりません。コーディネートの汎用性が高いのもポイント。
3-3. 30代が着る明るめの色のスーツ
20代はフレッシャーの時から濃い色のスーツを揃えることが多いので、明るい色にもチャレンジしてみましょう。ライトグレーが扱いやすい色です。1着あると着こなしのバリエーションが広がり、いつもと雰囲気を変えることが出来ます。
3-4. 30代が着る大きな柄のスーツ
無地やシャドーストライプばかりでは代わり映えがありません。ドレスコードの緩い会社に訪問するときや、印象を残したいプレゼンのシーンでは、インパクトのあるペンシルストライプやチェック柄が最適です。
4. 30代が買うべきスーツのお店
相場である8万前後~のスーツを取り扱うお店がベストです。デパートやセレクトショップが該当します。スーツに合わせたレベルのシャツやネクタイ、靴、カバンなどトータルで合わせるとより良いスーツスタイルが完成します。
また、どんなにいいスーツでもサイズが合っている事が前提です。既製品でサイズが合わない場合やそもそも自分のジャストサイズを知らない場合は、オーダースーツに挑戦することでさらに自分にマッチしたスーツが手に入ります。
行きつけのオーダースーツ店を持つのも30代のスーツ選びにふさわしい選択方法です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。30代にスーツを意識する人としない人では10年後に大きく差が開きます。家庭をもち、家族でイベントに参加する機会もあると思いますが、20代の頃のスーツを着ていては家族に恥ずかしい思いをさせてしまうかもしれません。
いろいろ責任を背負う30代だからこそ、きちんとしたスーツスタイルをマスターしてください。