ビジネススタイルをドレスダウンするのに一番簡単な方法はノーネクタイです。
今着ているスーツからネクタイを外すだけで少しラフなイメージになります。
しかし同時に、ノーネクタイスタイルは正しいコーディネートをしないとだらしないイメージにもなってしまいます。
今回はノーネクタイでもきちんと見える正しいコーディネート方法を紹介します。
1. スーツでもノーネクタイが増えている
クールビズが導入されてネクタイを外す人が多くなりました。
一番簡単なクールビズがノーネクタイなので、ほとんどのクールビズはこのスタイル。街中で見かける夏季の定番です。
2. ノーネクタイのNGな例を知ろう
ネクタイを外しただけでは正しいノーネクタイスタイルにはなりません。
アイテム選びやシーンを選びましょう。
2-1.シャツとの関係性
レギュラーカラーのシャツでネクタイを外しただけではカッコよくありません。
もともとネクタイを締めたときにきれいに見えるエリなので、レギュラーカラーにはタイドアップスタイルが相応しいです。
ノーネクタイのスーツスタイルは、上の写真のようなボタンダウンかワイドカラーを選びましょう。
2-2. ノーネクタイがふさわしくないシーン
フォーマルシーンでのノーネクタイはふさわしくありません。カジュアルなパーティを除き、正式な場にはスーツに合わせてきちんとネクタイをする必要があります。
ビジネスでは相手のドレスコードに合わせることがマナーです。相手の人がクールビズやビジネスカジュアルではない場合、ノータイでは失礼にあたります。
3. ノーネクタイのコーディネート
スーツやジャケットなどアイテムによってノータイのコーディネートにコツがあります。
3-1. スーツのノーネクタイスタイル(3ピースも)
スーツのノーネクタイスタイルはワイシャツのエリの形に気を付けましょう。おすすめはワイドカラーです。
ただ、Vゾーンのネクタイがなくなるとコーディネートの色数が減ってさみしく見えがちです。この場合には、ポケットチーフを挿してコーディネートに華を足しましょう。
3ピースのノーネクタイスタイルもカッコよく決まります。2ピースよりもかっちり感がでます。
ノータイスタイルは、ネクタイを締めるスーツスタイルよりもカジュアル感が出ます。靴をブラウンにしたり、カバンをトートタイプにしてみたりとカジュアル要素のあるアイテムを足しましょう。
3-2. ジャケパンのノーネクタイスタイル
ジャケパンはスーツよりカジュアルになりますので、ノーネクタイも取り入れやすく簡単です。シャツのエリ型をボタンダウンもしくはワイドカラーにしましょう。
ネクタイがないので、ジャケットとシャツがチェックonチェックや、チェックとストライプなど柄物同士であってもうるさくなりません。色数を抑えればオシャレなコーディネートになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。スーツにノーネクタイのシャツを合わせるにはいくつかのポイントを抑えれば簡単にコーディネートできます。しかし、ルールを知らないと飲み会帰りのサラリーマン風になってしまいます。
ネクタイを外してもしっかりした印象を与えるためにはノータイもルールを守って上手に着こなしてください。