「ダークスーツを着用してください」と書かれていてもダークスーツがよくわからない。
「ダークスーツ」ってどのスーツのこと?ブラックスーツのこと?礼服?
ダークスーツとは何なのか?そしてそのダークスーツの使い方は?これらを詳しく解説します。
1. ダークスーツとは?
ダークスーツとは、濃紺や黒やチャコールグレーなどの暗めの色合いのスーツのこと。
柄は無地のものがほとんどで、シャドーストライプなどの大人しい柄も含まれます。
▲ 濃紺やブラック
ただし、ブラウンやグリーンなどはカジュアルな雰囲気になるので、ダークスーツではありません。
▲ ブラウンやグリーン系は除外
2. 礼服(ブラックスーツ)との違いは?
礼服(ブラックスーツ)は、その名のとおり黒のスーツです。礼服の生地は光沢が抑えめのマットな質感で、冠婚葬祭用がほとんど。
一応、ブラックスーツもダークスーツの仲間ですが、ビジネスなどには向かないので別物として考えるケースが多いです。
3. ダークスーツをいつ着るのか?
いろいろなシーンでダークスーツは活用出来ます。普段スーツを着ない方も最低1着は持っておくと便利。着用シーンをご紹介します。
3-1. ビジネスシーンでダークスーツを着る
ダークスーツの色合いは、誠実な印象を与えることからビジネスシーンでは定番の色です。
プレゼンや取引先などの大事な場面でも、失礼なく着ていくことが出来ます。
3-2. 七五三や卒入学式でダークスーツを着る
お子さんの節目のイベントにも活用できます。七五三や入学式、卒業式など使用できるシーンが多くあります。
張り切り過ぎてお子さんより目立ってしまうお父様もいますが、ダークスーツでスマートに着こなしましょう。
3-3. 結婚式でダークスーツを着る
基本はブラックスーツが無難。
友人や会社の同僚の場合はダークスーツが良いです。カジュアルな結婚式では、柄物などやや派手目なスーツで参加することも昨今では増えています。
※後にご説明しますが、結婚式は出席する立場で注意すべき点があります。
3-4. 弔事でダークスーツを着用
急な訃報による通夜の参列は、ダークスーツでも支障はありません。
ただしその場合もシャツは白無地、ネクタイは黒で、革靴・靴下も黒にしましょう
4. ダークスーツで注意すべき点は?
使い勝手の良いダークスーツですが、NGな場面も。いくつかの注意点をご紹介します。
4-1. 結婚式は立場によって違う
結婚式に参加する場合は、立場が兄弟、親戚、上司など様々。自身が兄弟や親せきなど身内の場合はブラックスーツが無難。それ以外の立場でもブラックスーツであればまず問題ありませんが、結婚式の雰囲気などを考えて決めてください。
4-2. ダークスーツの黒以外は葬儀や告別式ではNG
葬儀・告別式の参列者は喪服を着用しましょう。
マナーとしてはもちろんですが、黒のスーツが並ぶとダークな色合いのスーツでも目立ってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。使い方さえわかれば、ダークスーツ程使い勝手の良いスーツはありません。
こんな時は着れるのか?と思った時は是非このページを見返してください。