130年の実績とヒストリー

|ゼニア認定 オーダースーツ専門店スプレーモ

130年の実績とヒストリー

加藤洋服店当店の創業は1888年(明治21年)、オーダースーツ専門店として1世紀以上にわたる経営をしてきました。

1888年ごろの日本は、その3年前に初めて内閣が組閣され、初の内閣総理大臣として伊藤博文が就任。この翌年2月11日に大日本帝国憲法が発布されるなど、近代国家への道を着々と歩みはじめ、西洋化が進みます。

創業当時は、おもに大礼服やフロックコート、とんびマントを作っていました。大正から昭和にかけて洋装が一般的になり、モーニングや燕尾服、フロックコート、そしてスーツを着る人が増えていきます。

昭和40年代はオーダースーツの全盛期です。スーツといえばオーダースーツしかない状況で、全国のオーダースーツ店が繁盛していました。

当店も創業以来最大の隆盛をきわめ、営業員と職人を合わせると社員数は100人以上でした。

しかし、いつまでもそんな時代は続きませんでした。スーツがオーダーから、”すぐに着られる服”である既製品へと変わります。さらに中国縫製の安いスーツへと時代が急速に変わっていくと、時間がかかり価格も高いオーダースーツを買う人が激減していきました。

腕には自信があったが、廃業寸前だったあの頃・・・

廃業寸前だったあの頃

私は創業1888年のオーダースーツ専門店の5代目の跡継ぎとして生まれ、大学卒業後に東京にて生地と縫製の修行を7年間しました。

生地と縫製の基礎をみっちりと身体にたたきこみ、家業を継ぐために戻った私を待っていたのは、オーダー業界大不況の最悪の状態でした。

「毎年売り上げが減っている。 先行きも暗いし、そろそろ店じまいを考えるしかないな・・・」

仕立てには自信があった当店でしたが、毎月の売上げが減り続けると、父の口からこんな言葉を頻繁に耳にするようになります。

それでも、「歴史と伝統を絶やすわけにはいかない!一人でも多くの人にオーダーの良さを知ってもらいたい!」という想いを胸に、絶対に廃業しないと歯を食いしばって営業を続けていました。

そんな時だったのです。あきらめかけていた当店の運命を転換させる出会いがあったのは・・・

運命を180度転換させる出会い・・・

私は、世界中のあらゆる生地を見てきたので、生地を見る目には絶対の自信がありました。

少しばかり良い生地を見たくらいでは、たいした驚きや興味を持つこともありません。
しかし、そんな私が驚いてしまう生地が存在したのです。

軽くて張りがあり、羊毛の上質さがにじみ出たツヤツヤとした光沢感に心から驚きました。この生地こそが「エルメネジルド・ゼニア」の生地でした。

「この生地でスーツを作れば、オーダーを好きになってくれる人が増えるにちがいない」と、私は確信しました。

廃業まで考えていた私でしたが、ゼニアの生地との出会いによって、スーツ作りに対するワクワク感を取り戻します。「1着でも多く、この生地で素晴らしいスーツを作りたい!」「1人でも多くの人にオーダーの良さを広めよう」 という想いのもと、再びやる気を高めていきます。

父からの猛反対、従業員からの抵抗・・・

それはゼニアのオーダースーツを11万円に設定した直後のことでした。
「バカかおまえは!何を考えているんだ?店をつぶす気か!」

11万円の価格に対して、父が猛反対をしてきました。そして、この価格設定に納得しないのは父だけではありませんでした。
「やめてください。そんな値段で売ったら忙しいだけです!」
と、従業員も全力で抵抗しました。

「ゼニアのオーダースーツの良さをたくさんの人に広めるには、この価格で販売するしかない!」

たとえ利幅が少なくてもこの思いを実現するためにこの価格でいく!と、私は覚悟を決めていました。どんなに反対したところで私が決意を変えることはないとあきらめた父と従業員は「やるだけやってみろ、そのかわりに腹をくくれよ。」と、納得してくれたのです。

こうして、ゼニアのスーツを誰もが買える価格で販売するが決定し、2006年に渋谷に出店し、2010年に銀座へ移転、2014年に銀座店を拡張し現在に至ります。

創業1888年、130年の歴史、
そんなものに価値があるとは思っていません

200年企業を目指します

長い歴史、そこに価値があるとは思っていません。歴史は、創業者、祖父、父が積み重ねてきたものです。私が作ってきた歴史ではないのです。

では、なぜ創業が1888年とか130年の歴史のことを書いているのかというと、それには理由があります。

会社を長く存続させるためには、お客様からの信頼や信用がなければなりません

信用して注文いただいたお客様のご要望を聞いて、役に立つことができたからこそ、当社が130年も続けてくることができたと思っています。130年前に創業した創業者の気持ちのすべてはわかりませんが、1つだけは同じだと思っています。

「お客様の役に立ちたい」という思いです。

サイズに困っている、少しでも良い生地で作ったスーツを着たい、特別なタイミングに最適な一着が欲しい、こうしたお客様のお役に立ちたいのです。

これからもお客様のお役に立ち続け、200年企業を目指して精進してまいります。

店舗のご案内

お客様のスーツ作りに集中させていただくために、
ご来店は予約制とさせていただいております。

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